中国語検定徹底対策&会話講座!中国人と中国語上級者があなたの学習を個別サポートします!物語で楽しく学ぶオリジナル講座です。辞書、発音、中国情報も満載。





【マナーと中国語】

 中国でマナーといえば、まず思い浮かぶのが、列に並ぶ(中国語で“排列”=パイリエ)という単語ではないでしょうか?とにかく並びません。バスに乗るときでも、チケットを買うときでも、郵便局でも空港でもレストランでも、とにかく我先に少しでも前にでようとします。むかし郵便局に行ったときのことですが、ひとつの窓口のまわりに扇形のように人が群がり、前の人の肩の上やら横からみんなが手を差し出しているのです。これはかなりしたたかにならんと生きていけないな・・と感じました。
 しかし、これも少し前のこと。最近では、すこしずつそんな風習も改善されてきています。上海の虹橋空港では、タクシー乗り場に柵ができて半ば強制的に列に並ばざるを得ない環境を整えてくれています。たまに割り込もうとする人がいますが、まわりの中国人もこういったひとたちにはみんなで注意を与えるため、しぶしぶ列の最後列まで下がっていきます。しかし地域差があり、中小都市などではまだまだ列を作るという習慣が定着していない場所もあります。こういったところでは、したたかに、でもケンカしないように頑張って前に進みましょう!

 また、中国には中国独特のテーブルマナーがあります。しかしこれも地域差があるようで、ある場合は、入り口から一番遠いところを上席、その左右を第2位、第3位とするところもあれば、上席の対面を第2位とするところもあります。一般的にはホスト席は入り口に一番近いところとなっています。

 中国のテーブルマナーですが、主賓に対してホストが自分の箸で食べ物を取り分けてあげている姿をよく見かけます。一種の礼儀のようです。円卓を囲むテーブルではとにかくどんどん料理が出てきます。魚などのメイン料理は主賓が食べるまで箸をつけず、「お先にどうぞ!」と言ってぐるぐるテーブルを回しあっていることもあります。食事をする前に、「タバコはどうだ?」と勧められることがありますが、これも礼儀の一種のようです。タバコを吸わないひとは、ありがとうございますと一言言ってから、

“我不抽烟”(ウォーブーチョウイエン)

といえば特に問題ありません。そういえば、中国のタバコは贈り物としてもよく使われます。日本出張のたびに友人から、「パンダ」(←中国語で“熊猫”=シオンマオ)という銘柄のタバコを買ってきてほしいといつも頼まれます。これは自分で吸うためではなく、親戚にプレゼントするためらしいです。銘柄的には「パンダ」や「中華」(真っ赤な箱に入っています)が有名で、毛沢東や鄧小平も吸っていたことでどちらも有名らしいです。

 テーブルの上には白いテーブルクロスが敷いてあり、どれだけ汚しても誰も何もいいません。魚や肉の骨などは、このテーブルクロスの上に直接おいてもいいですし、大皿から小皿に食べ物を移すときにテーブルの上にこぼしても大丈夫です。そして、みんなでワイワイガヤガヤと楽しく食べるのがマナーというか、よい食事のしかたという雰囲気があります。ですから、円卓がたくさんあるレストランに入ると、同じテーブルのひとの話し声が聞こえないくらい周りのテーブルが大声で話し合ったりしていてかな~り騒がしいのです。

 中国でいいなぁとおもうところは、

 
“打包”(ダーバオ)

という習慣です。どんなレストランでもこの中国語を一言言えば、残した料理をパックに詰めてくれます。食べ切れなかった分はまた持って帰ることができるのです。しっかり火が通っているため、すぐには悪くなりませんし、あとから暖めて食べても美味しく食べられます。

 
マナーに関する中国語はこちら
(列に)割り込む 挤进” (中国語読み=ジージン)
ビジネスマナー 公关礼仪” (中国語読み=ゴングアン リーイー)
すみません “不好意思” (中国語読み=ブーハオ イース)
お気になさらないでください “不客气” (中国語読み=ブーカェーチー)



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