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【言語と中国語】

 中国語には非常に多くの方言があります。そしてその方言の違いが非常に大きいため、ローカル言語どおしでは何をいっているのか通じないこともしばしばです。たとえば、生粋の北京人が広東語を聞いても意味がわかりませんし、広東人が上海語を聞いてもさっぱり、といった感じです。

 基本的には標準語(“普通語”プートンホゥア)をテレビやラジオなどでは放送していますが、広東地区には広東語でラジオ放送するローカル放送局もあります。

 文字は中国大陸内は基本的に簡体字ですが、香港に行くと繁体字が用いられます。一時期、企業の看板などに書く文字が簡体字でなく、繁体字のほうが迫力があるという理由でどちらを用いるべきか議論になっていました。

 中国語の方言は大きく分けると8つになるらしいです。北京を中心とする北方の方言、上海を中心とする華中の方言、福建などの客家の方言、広東省を中心とする広東語(中国語で“
粤语”)の方言などなどです。

 まず、発音が全然ちがいますし、声調もバラバラです。なんとなく近い言葉もありますが、単語自体が違っているケースもあります。表現の違いなどについては、こちらにも記載しています。

 四川に出張に行ったら、ローカルの方の話す普通語の声調は全然正しくないのに、ちゃんと上海の人には中国語として通じているから不思議でした。

 北京語では1から9までの数字は、「イー、アール、サン、スー、ウー、リォウ、チー、バー、ジォウ」ですが、広東語では、「ヤッ、イー、サム、セイ、ムー、ロッ、ツァッ、バッ、ガウ」で大きく違います。ただ、広東語の「電話をかける」のデンワは「ディンワー」といいます。ちょっと日本語に似てますね。

 少数民族では、独自の言葉や文字を持っている場合もあり、同じ中国といっても、その言語構成は実に複雑なのです。




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