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【縁起かつぎと中国語】

 中国人はとにかく縁起を担ぎます。縁起がいいことを中国語で“吉祥”(ジーシァン)といいます。

 そういえば、今年は猪年ですね。2007年の猪年は特に縁起がいい年らしく、
“金猪”(ジンジュー)といいます。あ、そうそう、中国語の“猪”という漢字は、日本語の「ブタ」を意味します。今年は金の子豚ちゃんの年なんですね。60年に一度とか、600年に一度とかいわれるものすごく縁起がよく、この年に生まれる赤ちゃんはとても幸せになるそうです。

 干支でいうと、辰年(“
”=チェン)も好まれます。これは日本と同じで龍年(“”=ロン)のことですね。とにかく中国人は龍が好きなようです。この年に結婚するひと、子どもを生むひとが増えます。

 2007年は旧正月が2月後半と遅めです。毎年、旧正月には必ず派手な飾り物がでますが、まず“福”の字をさかさまにしたポスターや、「年画」というお正月の縁起ものの絵などがあります。画材としては、「魚」が代表的ですね。これは中国語で“
”という発音と、“”という発音が似ているからで、「魚がある」(“有鱼”=ヨウイュー)が、「余裕がある」(“有余”=ヨウユー)という音が重なるからですね。

また、中国人はビルの8階、電話番号の8、車のプレートの番号などなど、とにかく“8”という数字を好みます。これは、中国語の“八の音が、“发财”(ファーツァイ=財をなす)の“”という音と近い音だから。また、同じく数字の6は中国語の“溜”(リウ)という漢字に発音が似ています。これは「ものごとが上手くいく」という意味があり、これまた縁起のよい数字なのです。更に9は“久”(ジウ)ににており、久しく生きる、つまり長寿であることを表します。

日本人にも似たようなところがありますね。受験に縁起がいいからと、キットカット(きっと勝つ)が売れたり、試験の前日にはカツどんを食べたり。そういえば、日本のお菓子も受験前は縁起物シリーズがたくさん出ていますね。中国語でもこの感覚は同じのようです。最近、ニュースでタコの置物をまつっている神社をみかけました。「置くとパス」(オクトパス)なんだそうですが、神社で英語の語呂合わせってのもどうなんでしょう?

中国ではとにかく、「8」が付いているものはなんでもすぐなくなります。縁起かつぎは日本以上かも!?



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