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【旧正月(春節)と中国語】

 旧正月(中国語で“春节”=チュンジエ)とは、旧暦のお正月のことです。毎年、1月から2月に盛大にお祝いをします。中国人は西暦の1月1日はそんなに長い休暇を取りません。本格的な休暇はこの旧正月に取るのが習慣です。(このほかにも、5月の労働節、10月の国慶節にも長期休暇があります。)
 この旧正月、中国人は普通、田舎に帰って家族、親戚と飲み食いしながら過ごします。バクチクがすごいのもこの時期です。本当にすごくて、夜、眠れないくらいです。友人は、「旧正月は一晩眠らない。」というひともいました。
 街中、切絵やら赤い垂れ幕やら、「福」の字をさかさまにしたポスターなどでいっぱいになります。(なぜ「福」の字を逆さにするかというと、中国語で「来る」と「逆さにする」という動詞の音が一緒で縁起がよいという理由からです。「来る」は
“到”、「逆さにする」は“倒”と下記、いずれもダオという音です)
 中国の北方では餃子を食べるのが習慣になっています。中国語で餃子のことはジャオズと発音しますが、このジャオという音が、「交」という感じの音と同じ(声調はちがいますが)なので、1年の入れ替わりをお祝いして食べる慣わしだそうです。
 年末の食事にも地域性がありますが、基本的に旧正月の夜には親戚家族があつまって食事をするのが基本です。これを「年夜飯」というのですが、かし一人っ子政策の影響で、父方で食事をするか、母方で食事をするか揉めるケースがあるとか。揉めないように両家族を呼んで、外食で済ませるケースもおおいそうです。
 また、子どもにとってはこの時期は稼ぎ時です。かなりの金額のお年玉を貰うといわれています。なにせ一人っ子ですし、両親の更に両親はこのときとばかりに自分の存在をアピールしたいのか、お年玉を奮発するようです。身内でも人気稼ぎ合戦状態らしいです。日本でも同じかもしれませんが。

とにかく、中国人の民族大移動が起こるのもこの時期。春節に一度、電車に乗ったことがありますが、それはそれはすごい人でした。駅のなかが人でごったがえしているだけではなく、田舎に帰るお土産をみんな両手一杯にかかえています。都会でなくても買えるんじゃないの?と思う、フツーのものを抱えているんです。たとえば、油や果物など。電車に乗っても、みな押し合いへし合いしながら、数時間~数十時間を耐えているんですよね。中国人はたくましいはずだ・・

 新しい製品、物が売れるのもこの春節の前の時期。みんな、田舎にもって帰って見せたい、みんなが家に来たときに見せたいという想いがあるんでしょうね。


 
 
春節関連の中国語

旧暦 “农历” (中国語読み=ノンリー)
実家に帰る “
回家” (中国語読み=ホゥエイジア)
爆竹 “
鞭炮” (中国語読み=ビェンパオ)
大掃除 “
大清洗” (中国語読み=ダーチンシー)
花火 “
烟火” (中国語読み=イェンフォ)
提灯 “
灯笼” (中国語読み=ドォンロォン)



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