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【学歴社会と中国語】

 中国は歴史的に学歴社会といえるとおもいます。歴史的に有名な全国試験の「科挙」に代表されるように、中国人は学問をとても重視しています。最近では日本とおなじく、受験戦争が激しくなり、清華大学や北京大学、復旦大学などの超名門校を目指して日夜勉強漬けの日々を送っているひとたちもすくなくありません。中国では大学に進学できる確立は半分しかありません。おそらく、世界で一番シビアなのではないでしょうか。
 おどろいたのが、私の友人のケースです。上海の名門小学校に入学させるには、その地域にすくなくとも数年住む必要があるそうです。住むためには当然、家がいります。結婚して時間もあまり経っていないのですが、彼は子どものためにあえてそこに家を買いました(1千万円以上するのに!)そして、3年後、子どもを名門小学校にいれるべく、そこに引っ越す予定だそうです。中国は一人っ子政策(中国語で“”=ドゥーツジョンツァー)により、基本的にはひとつの家庭にひとりしか子どもがいません。両親のそのまた両親や親戚みんながこの一人の子に期待を寄せているわけですから、その力の入れ方といったらとてもすごいものがあります。
 しかし、ここにも地域格差があり、農村から出稼ぎで上海に来たようなひとは、小学校しか出ていないというケースもかなりあります。
 
 中国の学校制度は日本と同じで小学校6年、中学校3年、高校3年が基本です。ここまでの学費は全額無料というのが基本です。が、実際はいろいろと費用がかかるそうです。特に、争ってこどもによい教育を受けさせようとする風習のなか、子どもに対する教育が大きなビジネスになってきているように感じます。
 
 こどもや学生たちがストレスを感じているのは間違いありません。精神的にも厳しい戦いなのです。親も必死になっていますので、親子ともども、精神的に不安定になるそうです。

 大学内は広い敷地で、何でもそろっています。中国の大学生は非常にまじめで、ほとんど毎日勉強しているという印象があります。友人の部屋にあそびに行きましたが、6人一部屋で寝泊りしており、所狭しと本が積上げられていました。

 しかし大学を卒業しても彼らの戦いは続きます。結婚にしても、高い学歴とともに、高い収入が求められる時代なのです。さらに上海では、男性に優しさが求められるため、家事をやったり、週末には家族サービスに徹したりと忙しい日々が続いています。女性の結婚に求める条件は、金銭面が第1位、そして学歴や仕事などが第2位、第3位が容姿などとなっているようです。



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